広告という投資の考え方

今回は私の美容室での広告費と、新規数、リピートをもとに広告投資の考え方を書きます。

 

6月のデータにそって数字と考え方を参考にしていただければと思います。

 

 

□6月の広告出稿状況

 

1つ目の広告

・新聞折込 4回

・地域情報誌(毎月1回発行のもの)

・2つの広告費は大体15万円

・集客数は14名

・集客メニュー単価5000円

・広告に掲載するメニューは「1つのメニュー」のみ

 

2つ目の広告

・ポスティング広告 1回

・広告費は12万円

・集客メニュー単価は23000円

・広告に掲載するメニューは「1つのメニュー」のみ

 

 

□2つの広告のパターン

 

1つ目の広告の場合、広告費15万円、集客数14名、集客メニュー単価5000円。

15万円の支出に対し、14名 × 5000円 = 70000円でマイナス80000円の赤字となります。

この単純な考えだと、広告費を毎月かけ集客するのはできませんよね?

 

ここで重要なのは次回予約(リピート)が取れるのか?です。

 

14名の新規客のうち10名の次回予約が取れた場合(70%のリピート率でも)私の美容室の客単価が10000円の美容室ですので、次回予約をいただいた客数10名×10000円=100000円の売り上げが見込めます。

リピート率が高くなるほど広告費以上の売り上げが出るので、次の広告投資に回せることになります。

 

 

2つ目の広告の場合、広告費12万円、集客数3名、集客メニュー単価23000円

12万円の支出に対し、3名 × 23000円 = 69000円でマイナス51000円の赤字となります。

 

しかし、特殊なメニューのため客単価が高く、次回も同じメニューをするお客さんになりやすいことから、次回予約率が90%ほどですので、たった2名の新規客が次回予約をし、次回予約時のメニュー単価が36000円×2名=72000円となります。

 

次回予約(リピート)が取れることにより、広告費以上の売り上げが立ちそこで得た利益をさらに広告にかける好循環ができます。

 

このように次回予約(リピート率)を上げ、3回目、4回目とLTV(生涯顧客価値)を伸ばせればずっと広告宣伝をかけ続けられます。

 

美容室経営を安定させるためにも、お客さんに予約をいただける環境整備をすることをおススメします。

 

 

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コストを掛けず簡単に売上を作る方法とは?(ノウハウ付き)

集客コストは必ずかかるものです。

ウェブ広告、チラシ広告、有料掲載のサイトなどコストをかければ結果も出やすいでしょうがどうしても「お金」がかかるものです。

 

そこで客単価を上げ、利益を出し、そこで得た利益を広告費に回せる方法をお伝えします。

基本的には客単価アップの手法ですので他のメニュー改善にも使えます。

 

 

■やる事はとてもシンプル

 

例として、あなたの美容室のカット&カラーの料金が10000円だとします。

このメニューに付加価値を付けた2つの料金のカット&カラーメニューを作ります。

(例題ですのでご自身の美容室に落とし込んでください)

 

①カット&カラー          10000円

②カット&カラー(〇〇付)     11000円

③カット&カラー(〇〇〇〇全て込み)13000円

 

これはメニューをお客さんに選んでもらうためのもので、美容師側から無理にオススメしなくとも、②の11000円のメニューを選択するお客さんが多くなるのです。

 

面白いもので心理的に無難なものを選ぶ傾向が人にはあるので、②を選択する人が多くなりやすいのです。

 

元々あるメニュー料金は変えず、追加のメニューを2つ増やすだけでいいので、明日からでもやれます。

 

このやり方は、お客さんに無理にオススメしなくてもいいので押し売り感覚は無いのでスタッフさんの精神的負担が無いのが良いですね。

 

もちろんお客さん側も押売りされた感が無いので失客の心配も少ないでしょう。

 

たったこれだけの事で客単価が上がります。

 

店内ポップや、シートを作りお客さんにご案内するだけですのでトライしてみて下さい。

 

 

これで利益が生まれたら、広告費に投資をし、そこで得た利益をまた広告投資をして集客→増収益→広告投資→集客の好循環のサイクルを生み出してみてはいかかでしょうか?

 

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集客に必要な大事な要素は〇〇です

このことは言わずと知れず、簡単であるのですが実はほとんどの美容室ができていないことです。

そうです「ブランディング」が必要不可欠です。

〇〇とはブランディングなのです。

 

今さら何?と思うでしょうが、ほとんどの美容室がこの「ブランディング」ができていません。

できていたとしても伝わっていないのです。

 

対外的に情報を知ってもらうためのホームページ、チラシ広告、ppc広告、口コミなどあなたの美容室の特化しているものがなければ、近隣の美容室の中の1つに過ぎず、目にも気にも止まりません。

 

 

■ブランディング=認知

 

あそこの美容室は○○○○が素晴らしい!

あの美容室に行けば○○○○になる!

あの美容室のスタッフは○○○○が得意だよ!

〇〇〇〇の美容室だよね〜

 

○○○○の中には色々な言葉が入りますのであなた自身の美容室に置き換えて考えてみてほしいです。

その特化した強みを潜在顧客に伝える方法が、広告の類なのです。

 

ここでの考え方のポイントは、他の美容室とは違う提案ができるようにすることです。

カットでもカラーでもメニューの違いはお客さんには分かりません。

お客さん目線で考え掘り下げると良いアイデア、ネーミングなどが浮かびます。

 

 

■メニューだけが差別化できるものではありません

 

オーナーやスタッフのキャラクター、得意なこと、何でもいいので思いついたことをまずは書き出して下さい。

そこからメニューではない特徴・特化したもの・特化した事につなげられます。

 

経営者の趣味などの情報を前面に打ち出せば、同じ趣味を持っている人や、人柄などに共感し、人間性に惹かれる見込み客が来るでしょう。

スタッフさんも同じで、スタッフさんの事を打ち出すことで、興味を持つ見込み客が来ることもあるでしょう。

 

もちろん、ブランディングのメインはあなたの美容室なので、この差別化はよりコアな見込み客に来店いただけるサブ的な考え方ですね。

 

 

■美容室のお客さんは近所の人に

 

遠方からのお客さんが継続して来店してもらうのは嬉しい事ですが、時間・お金などの事情で通えなくなるリスクがつきものです。

 

あなたの美容室の近くに住んでいる見込客に来店してもらう方法は、1つのことをやり続ける事と伝え続ける事を、ポスティング広告や折込チラシで伝える事です。

 

ただ商圏範囲を広くする事は悪いことではありませんよ。

リピーターになりやすく、スピーカーとして宣伝も見込める近所の方に多くご来店いただきたいです。

 

近所であなたの美容室の認知度を上げましょう。

 

 

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あなたの美容室の集客を強くするには自社メディアを強化すること

インスタを使った集客、インスタAIを使った集客、フェイスブックからの集客、各オンラインで満足する集客ができる美容室は少ないです。

 

表面ではインスタで集客できますと謳っても、集客できる美容室と集客できない美容室が必ず出ます。

 

集客できる美容室はホントに一握りですね。

 

インスタなら投稿の数、投稿の質、写真のセンス、各集客動線、同業者を出し抜くためには相当の努力は必要ですし、ブログでも内容の質や、投稿数などを頑張ってもあなたより優れた多くの人にはかないません。

 

いとも簡単に集客できるような感じですが、あなたの美容室がはたして当てはまるのか?よく考えてみて下さい。

 

オンライン集客は地域によってものすごい温度差がありますし、美容室の規模が大きくスタッフの数が多ければインスタの投稿数、フェイスブックの投稿数、ブログの数は多く投稿でき、数名程度の美容室では投稿数でかないません。

 

ほとんどの地域で人口減少が進み、はたしてSNS集客は1番に必要でしょうか?

もちろん最低限の事はやっておいてもいいと思いますが、、、

 

ただ、同じ事を考え、なんとか集客しようとしている美容室は全国に何万件あるのでしょう?美容師の人数にしたら何万人いるのでしょうか?

 

そこであなたは必死に戦い、集客という勝利を収めることはできますか?

ましてや、地方の人口数十万人~数万人程度の町で、、

(日本全国どこでも人口減少してます)

 

SNSなどネットのアクティブユーザーの年齢層の人口はどんどん少なくなり、そこから下の世代の人口はさらに減少。

そこの集客を皆んなが狙っているから競争はハンパないです。

 

お金という投資がかからないものは、基本的には集客効果が弱いという事を認識し、広告費無料なんていうものは誰しもが飛び付き、競争原理が働き、集客できることが困難だと思うくらいの心構えでいてもいいと思います。

 

そもそも無料で広告が出せるメディアは、運営会社の都合でコントロールが効かなくなった場合、突然集客ができなくなることもあるでしょう。

 

□インスタが突然有料になり、ホ〇〇ぺ〇パ〇のように掲載価格がだんだん高くなったら?

□ラインが買収されサービスの変更がおきたら?

 

あなたの自社メディア(自社ホームページ、Eメール、ワードプレスでのブログ、紙広告)を強化することが1番先にすることです。

 

私が言いたい事は、集客の入り口自体は多い方がいいのですが、皆が一斉に集客に取り組んでいる場所では競争が厳しくなり、集客自体が難しく、経営者のコントロールが効かないところでは不測の事態が起きた時に対処できないので、経営者がコントロールができるもので集客管理をすることがベストだといいたいです。

 

紙広告につてのご質問・ご相談を受けておりますのでお気軽にライン@に登録して下さい。

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チラシ広告作りに必要な8つの約束事と1つのルール

単純なことですが、広告を出す媒体に(フリーペーパー、新聞折込など)近隣の美容室が広告を出していなければ、あなたの美容室の広告宣伝が見込客の注目を集めることになります。

 

そこで注目を集められる広告が作れているのか?が大事です。

 

3月・4月は引っ越しでの転入、転出、卒業、入学、進学、就職、など人が動く時期です。

この時期にチラシ広告を出して多くの新規客を取り入れることができます。

そのチラシ広告が多くの見込客の目に留まり、心に刺さることができると普段の時期より多くの新規客が来店するでしょう。

 

しかし、ほとんどの美容室がチラシ広告を出していません。しかもチラシ広告を出しても効果が無いとあきらめています。

 

だからこそチャンスです!!

 

昨年から数百件の美容室オーナーさんに広告についてのヒアリングをさせていただきました。

実は驚きの結果が・・・

 

「広告の作り方を知らない」という経営者の方が95%ほどでした。

 

この結果を知ったことで、広告を作れるスキルは改めて大事だと思ましたし、チラシ広告集客のチャンスな状況を美容室経営者様に知ってほしいと思いました。

 

 

成果を出す広告の基本ルール3M(スリーエム)

 

広告作成で必ず覚えてほしいことの1つが3Mです。

メッセージ、メディア、マーケットのそれぞれの頭文字をとって3M

 

来てほしいお客さん(マーケット)

フリーペーパー、新聞折込(メディア)

広告内容(メッセージ)

 

このポイントがずれてしまうと、効果の出ない広告になってしまいます。

 

来てほしいお客さんに、適切なメディアを使い、適切な広告内容が伝えられるかポイントになります。

(詳しく知りたい方はライン@登録で質問を受けてます)

 

 

広告の作り方の8つのポイント

 

 

■ヘッドライン(見出し)

 

目を引き広告を読んでもらえるか?のキーポイントになるヘッドライン(見出し)

あなたの美容室に来てほしいお客さんの悩みや問題など訴える部分です。

ここで見込客(来てほしいお客さん)に刺さるコピーであるようにします。

 

 

■あなたの美容室のこだわり・特徴

 

あなたの美容室は「何」にこだわりがあるのか、「何を」お客さんに施術して満足させられるのか、「ウリ」であったり、「思い」であったり、お客さんに絶対に伝えたい事です。

あなたの美容室、あなた自身に強みやウリは必ずあります。

 

 

■ベネフィット(お客さんが得るもの・お客さんの利)

 

あなたの美容室で施術することでどうなるのか?結果、どのように良くなったのか?

あなたの美容室に来たことでどのような充足感、満足感が得られたのか?

お客さんがあなたの美容室に行ったこで得られるモノ、得られるコトを広告で示します。

 

変化したお客さんの未来予想図を広告で先に提示すのです。

 

 

■お客様の声・感想

 

あなたの美容室に来ていただいてるお客さんにアンケートなどを取り、お客さんの満足度であったり、技術のすばらしさを実際に紙に書いていただいたものを広告に載せます。

 

Amazonのレビューなんかがいい例です。

実際に商品を使ったことのある人の意見は、これからその商品を使おうか検討している人が参考にしますし、あなたの美容室に通っているお客さんの率直な言葉を広告に載せることで、見込客にあそこの美容室に行ってみようと行動を起こさせることにつながります。

 

 

■オファー(価格・サービス)

 

ご来店いただくお客さんに対する約束事です。

このメニューは○○円で施術します。○○をサービス(無料)です。など

広告に強力なオファーを付けることで、あなたの美容室に今すぐに行きたくなるくらいのオファーがいいです。

 

 

■デッドライン(期限・締め切り)

 

チラシ広告に限らず、広告全般でもそうなんですが、必ず期限は入れます。

広告はほとんどの場合、割引した価格を設定してありますので、期限のない広告は作ってはいけません。締め切りや期限がない広告は広告ではありません。

 

期限が無いとは、いつもでも割引価格でやってくれると言っているようなもので、お客さんからしたら価値がなく魅力がゼロです。

 

 

■価値をイメージできる写真

 

美容室の広告なら、ビフォー・アフターの写真がお客さんに伝わります。

カット前⇒カット後

カラー前⇒カラー後

美容室の技術はビフォー・アフターがわかりやすいので、ビフォー・アフター写真は必ず広告に入れるようにします。

 

 

■店舗情報

 

これを広告に入れ忘れることはないでしょう。

最近では、ライン・フェイスブック・インスタグラムの情報も必要でしょう。

 

 

以上、8つのポイントですが、文章ではわかりにくい、もっと突っ込んだ内容を知りたい方はライン@から友達登録で質問・ご相談を受けてます。

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