新規集客よりも顧客維持を先にすること

新規集客がだんだん厳しくなってきてますね。

あなたの美容室の顧客維持はできていますか?

 

先日、当サロンのお客さんとスタッフの会話で興味を引く内容がありました。

お客「最近、うちの社長がDMを作ってるんです」

スタッフ「社長さんがDMを?」

お客「そーなんですよ、うちの会社の顧客数は13万人なんですが手書きで作ってるんです」

 

それを聞いていた私は・・・

さすが伸びている会社の社長は顧客維持をしっかりとやっているなと。

社長が率先してDMを書いたりすることは「時間的にはどうなのか?」とは思いますが、顧客維持の観点からみると素晴らしいです。

 

顧客数が13万人もいるのであれば、新規集客より顧客に対してサービスを充実させることのほうが、結果的に売上は伸びます。

 

お客さんは、常に惑わされ、いろいろな宣伝広告に心が揺れ、あちらの美容室、そちらの美容室と気持ちが動かされています。

 

いつも来ていただいているという、こちらの勝手な思いとはうらはらに、お客さんは自由に選択するのです。

ですので顧客維持には気を使い、お金も使います。

 

では、顧客維持に必要なこととは?

 

 

■DMやハガキ、ニュースレターを活用する

 

誕生日・記念日・季節の節目、イベント、美容室の新しいニュースなどを、ハガキやDMやニュースレターなどでつねに情報を発信することで、お客さんにあなたの美容室の存在を忘れさせないようにし、興味を引き付けておく必要があります。

 

お客さんが来なくなる理由は「何となく・・」が1番の理由です。

なのでお客さんの心に常にあなたの美容室を意識してもらうことが重要です。

あなたの美容室の存在をアピールし続けることです。

 

 

■お客さんを巻き込むイベントを開催する

 

例えば、ヨガのインストラクターで知り合いがいれば協力してもらい、ヨガ教室にご招待してみるなんてこともありです。

楽しめる事をお客さんに体験してもらうイベントがいいですね。

 

当たり前のことばかりですが、実はほとんどの美容師さんは形式的なハガキやDMを送っています。

形式的な例 ⇒ お誕生日おめでとうございます。今月は○○さんの誕生月ですので、このハガキを持参していただくと全てのメニューから1000円OFFいたします。

 

このような内容のものではなく、もっとそのお客さんのためになることや、そのお客さんの心に刺さる内容に見直すことをおすすめします。

 

人は感情でモノを買います。

例えばグッチのバッグが欲しいことは、グッチのバッグを持っている自分が他人にどのように見えるか?(優越感)という感情でバッグを買う。

太っていることでバカにされ、悔しいからジムに通って痩せてバカにした人を見返したい!(劣等感・優越感)という2つの感情でジムに入会する。

 

お客さんの気持ちに刺さるとは感情に訴えることができる内容のものです。

このような事を参考にDM・ニュースレターを作ってみてください。

 

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良い結果報告を受けましたが、チラシ広告は継続性です

先日、クライアント様からチラシ広告の成果報告をいただきました。

 

まずはクライアント様のチラシ広告を出すまでの経緯をお伝えします。

 

 

■ホッ〇ペッパーでの新規集客

 

ホッ〇ペッパーでの新規集客をしばらくされていたようですが、、、

ほとんどのお客さんがリピートしないという悪循環になっていました。

 

しかし、売上は欲しいので、毎回ホットペッパーに掲載をするが、LTVを上げることができないので、毎月赤字になります。

 

クライアント様曰く、ホットペッパーからのお客さんは、ホットペッパー内でのサロン探しをしているわけで(キャンペーン価格のお店だけをグルグル回っている)お店として売りたいメニューに価値を感じてもらえない客層とのこと。

 

私がずっと感じていたことの1つですね。

 

 

■悶々とされていた時に、チラシ広告はどうなのかなと?

 

半年ほど前にクライアント様とはセミナーで知り合いましたが、しばらくしてからチラシ広告のご相談を受けました。

 

当時、クライアント様の心の中は、、、いまどきチラシで集客できるのか?と半信半疑でいたと思います。

 

これだけネット社会になって、美容室でも紙広告を出すところもすっかり少なくなっていますので、どうなるのか不安でしたでしょう。

 

 

■結果は、、、

 

私のサロンで実際に使っているチラシ広告をほぼそのままで、内容をクライアント様のお店のメニューに変換しただけのチラシ広告ですが、良い成果が出たようです。

 

1回の広告だけで、広告費を回収するということができたので十分な成果です。

重要なのは、次回予約までいただけているというこです。

 

次回予約をいただいていることで、次の広告を出すための資金ができます。

ここで得た利益を次の広告に投資できなければ、利益を生む好循環のサイクルに入れません。

 

 

■同じ広告で集客できるようになる

 

今回のクライアント様は、この広告で自動的に集客ができるようになっていくでしょう。

 

小規模サロンの経営者にとって新規集客は、とてもハードルが高い障害でしょうが、このように成果の出る広告を作れたらしばらく新規集客には困りません。

 

私のサロンの広告で長く使用しているものは、2年以上同じ内容の広告を使い続けていますよ。

 

 

■実は広告に正解はありません

 

広告の正解とは集客できるもので、集客できない広告は内容を改善し、もう一度マーケットでテストをすることです。

 

常に広告内容の改善の余地があるかの判断をしなければなりません。

 

あなたの来てほしい見込客にしっかりと伝わる広告ができることで、あなたの美容室に利益をもたらすことでしょう。

 

 

P.S

広告集客からリピートの仕組み、高単価メニュー(縮毛矯正)を売れる美容室になりませんか?

 

私のサロンの縮毛矯正の価格は¥46000ですが、リピートの仕組みがありますので、次回予約率は80%を超えるくらいです。

(通常価格をもう少し下げるとリピート率はもっと上がると思いますが)

 

あなたの美容室に利益をもたらす「広告集客と縮毛矯正の技術の講習会」に興味のある方はライン@で、質問にお答えします。

 

もちろん広告集客の質問、ご相談でもオッケーですよ。

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多くの美容室経営者は、広告効果をもたらすコツを知らない

広告制作関係の人でもないかぎり、広告宣伝で利益を上げるコツなんて知らないでしょう。

ましてや広告に携わっている人ですら、理解している人は少数なのが現実です。

 

あなたの美容室の広告を出すにあたり、かかわる広告代理店や、広告の内容を打ち合わせする担当者には悪気はないのだが、広告効果の出せるものを作れていないのが現状ではないでしょうか?

 

せっかく広告をつくり、ポスティング・新聞折込・地元フリーペーパーで集客を期待しても結果が出ず、

「紙広告は効果がないから、もうやめよう・・」

という考えになります。

 

それはあなたが悪いわけではなく、広告を作成する側(ビジネスとしてお金をもらう側)が集客効果を真剣に考えておらず、広告を出してほしいだけなんです(売上だけほしいのでしょう)

 

広告を制作する側に、あなたが作成を指示するくらいならないと、広告の成果は出せないでしょう。

 

相手はいつもクライアント探しに夢中で、頭の中は売上のことばかりですし、制作しているライター・クリエイターは成果の出る広告作りをしていません(何件もの広告を同時進行で作っていたら、強いコピーを考えたりあなたの広告作成に集中できません)

 

しかし、忙しい日々のサロンワークでそのような勉強をする時間も取りにくいですし、ましてやインターネットが当たり前の時代で、今さらチラシやポスティング広告なんてと思うでしょう。

 

私が各地の美容室オーナー様とお話しをさせていただくときに感じることがあります。

 

地域性・人口など、チラシ広告がとても有効的なのに、対象者の少ないネット集客ばかりに気を使われてる方があまりにも多いことに驚きます。

 

なぜなら、「あなたの美容室のお客さんの年齢分布を調べて下さい」と問います。

経営者の年齢は30歳~上がほとんどですので、必然的にお客さんの年代も30歳~上が多いです。

 

地域的なことで、地方の市町村なら人口減少しているのは当たり前ですし、ネットのアクティブなユーザーより、その他の年齢が高い方が多いのに、一生懸命ネット集客にいそしんでも数を集められないで苦戦してます。

 

たとえネットから新規客を獲得しても、ほとんどリピートしていないのが現状です。

 

 

■どうしたら資産価値の高いお客さんを集めるコツを得られるのか?

 

あなたの美容室の伝えたいオリジナルのメッセージを見つける。

 

あなたの美容室だけが語れるストーリーを語る。

 

あなたの美容室のお得意様(常連客)と同じような性質の見込客に対して、広告の内容(メニュー)を決める。

 

たったこれだけでも知っていることで結果に違いが出るでしょう。

 

 

■良い広告は簡潔で明瞭、専門用語は使わないのがコツ

 

単純に、対象となる見込客にしっかりと伝わらせるには、難しい専門用語はNG。

 

とにかく分かりやすさが大事。

 

 

■広告のメニューを1つに絞り込む事が売れるコツ

 

あれもこれもどうですか?と言わんばかりの沢山のメニューでは伝わりません。

 

「1人の見込客にだけ売る」という考えで広告メニューをつくる。

 

これくらいでも広告のレスポンスはあがります。

 

是非、参考にしてみて下さい。

 

 

広告作成のご相談など受け付けています。

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集客方法は他人と同じでいいですか?経営者が集客スキルを持つことを勧めます

全国の美容室経営者の方とお話をさせていただく機会がありますが、、、

 

集客方法に関しては一様にホットペッパー、PPC広告や、インスタ、ブログ、フェイスブックなどの話がでます。

 

そもそも同じやり方で情報を発信しても、私のサロンのような2~3人程度の美容室がWEB周りの整備をし、集客動線を整えても、中型サロン・大型サロンの資本にはかてませんし、ネットに強い美容室経営者にはとうていかないません。

 

毎日ブログを更新している美容師さん、インスタ、フェイスブックでの情報発信を毎日している美容師さん、このようなところで集客を簡単にできますか?

 

否定をしているわけではなく、あくまで成果が出るまで時間がかかることと、常に変化の激しいネットの世界では、小さな美容室の集客は厳しいでしょう。

 

今は集客できても、あなたの美容室の近所に、あなたよりネットに強い美容師さんが出店してきたら・・・

 

 

■集客用のメニューはありますか?

 

お客さんから見たら美容室のメニューは皆同じです。

 

見込客が気になるメニュー名をつけ、さらに見込客が価値観を持てるものを「集客するためのメニュー」として用意することです。

 

 

■揺るがないようになる

 

オリジナリティーあるメニューはあなたの美容室のブランディングができます。

 

あなたの美容室でしか施術できないので、お客さんは他へ行きようがありません。

 

あなた自身も次から次へと出てくる美容商材に惑わされなくなります。

 

 

■集客は経営者の仕事

 

経営者が自力で集客できなければサロンの繁栄は難しいです。

 

業者まかせや、WEBに依存しているだけでは、もしもの時に倒れるでしょう。

 

もしもの時とは、

 

ホームページ制作会社が倒産したら・・

 

ブログを書き続けていたのに、運営会社が政策をかえてきたら(有料化)

 

インスタやフェイスブックの乗っ取りや、アカウントが消えるなど・・

 

自分でコントロールできない、不測の事態が起きた時には大変でしょう。

 

突然、集客の動線が断たれるわけですから。

 

経営者自身で集客できる知識・ノウハウは持ちたいものです。

小規模美容室の新規集客は数より『質』

『質』のお話はセミナーで話をしたり、ブログの中でも書いていますが、まだまだ集客について『数』を求めている人が多いと感じてます。

 

先日もフェイスブックの投稿記事を見ていたところ、○○坪の小さな美容室で月間○○人の新規のお客さんがチラシで大勢来ます的な投稿を見ましたが、その後はどうなのか?が気になりますね。

 

本当に求めている見込客が大勢来店されていて、リピート率が抜群によく、数か月後にはお客さんが溢れている。

 

このような状況ですと好循環ですが、、、

実際はどうなんでしょうか?

 

 

■数も大事ですが結局は継続顧客になっていただくことが重要

 

20人の新規客が来店し、2~3カ月後のリピートが10数名よりも、5人の新規客で3名のリピートで十分です。

 

なぜか?

 

先のフェイスブック上での投稿記事はチラシで『数』を集めることが私はできますということでしょうが、だれでも集客数を増やすことはできます。

 

私がセミナーでお話しすることの重要ポイントはリピートしていただく事を前提としている広告です。

 

その広告をベースに、初来店されて次回の予約を入れていただける仕組までを作ります。

 

そうすることで高い確率でリピートしていただける環境を作るのです。

 

 

■スタッフさんによる売上の差の底を上げるためには

 

美容室オーナーさんなら、リピートしていただく事はたやすいでしょうが、スタッフさんは個人差によってばらつきがでますよね?

 

何も指導しなくてもある程度売上が上がり、リピート率もいいスタッフや、何回も指導してもリピート率が悪く、売上が上がらない人もいます。

 

その底辺の底上げをすることがリピートする仕組み化です。

 

新規客の次回来店につなげること自体をスタッフ任せにしないで、ある程度のマニュアルをつくり再来率を上げていくようにしましょう。

 

 

■新規の数を求めると、、、自転車操業に陥りやすい

 

〇ットペッ〇ーで集客されている美容室に多い例ですが、月に20万、30万の広告費をかけて、「毎月の広告費の元は取れています」というお話をよく聞きます。

 

それって大丈夫でしょうか?

 

リピートされるお客さんは少ないけど、新規客数が多いからなんとなく広告を出していけるだけのことではないのでしょうか。

 

既存客は何かしらの原因で失客します。

引っ越し、死亡、よその美容室へ、、、

 

そのような失客は必ずあります。

 

〇ットペッ〇ーの新規客のリピート率が低い→既存客の減少→もっと新規客を呼ばなくては→新規客をひたすら求める悪循環へ。

 

既存客の失客に対して新規客の定着率が悪ければ、この悪循環は想像できます。

 

新規、新規と大勢のお客を追うよりも、あなたの美容室に心から来ていただきたい人だけを集める広告で集客することが大事ではないでしょうか。