新規集客は常にやり続けることは必須ですが、そこばかりに集中しすぎて既存のお客さんをおろそかにしていませんか?
これから失うであろうお客さんにもっと注意を払うべきです。
失客対策をしている経営者の方は意外と少ないように思います。
仮に失客対策をしていても割引のハガキやDMを1〜2回出してそのままという感じではないでしょうか?
普段から顧客に「あなたの美容室からの情報」を伝えていますか?
ニュースレター、イベント、季節ごとのキャンペーンなど「あなたの美容室のこと」を伝えていくことが失客防止に繋がり顧客のファン化に繋がります。
あなたの美容室の存在を顧客の頭の中に常に意識させ、あなたの美容室を忘れないようにするのです。
そこで紙モノを使った顧客維持のちょっとした流れを案内します。
※あくまで参考です。
■新規来店
初めてのお客さんが来店後、1日〜3日以内 → サンキューレター
サンキューレターは簡単な挨拶文で十分でしょう。
ただちょっと工夫をすると印象に残りやすいです。
例)ご縁があるように、5円硬貨を手紙に入れる。
例)こだわりのシャンプーのサンプルを同封する。
サンキューレターはあくまで「ご来店ありがとうございます」の気持ちを伝えるものなので、割引券など売り込み感があることはしない方がいいでしょう。
■初来店から2〜3週間後
その後の髪の状態や、ヘアデザインのことを気遣った内容のフォローレター。
このレターでは「髪のケアを無料でいたします」などのアフターフォローを添えたものがいいでしょう。
■初来店から1ヶ月後
来店を促すためのレターを出す。
そのお客さんに必要なメニューを提案。
なぜそのメニューが必要なのか?をレターでしっかり伝える。
伝わるレターが出来たら、そのメニューを体験しやすいような価格、特別な価格などで対応する。
ただの割引にならないよう、「あなたに必要なメニューなので、あなただけの特別オファー(価格)」という正当な理由付けをする。
忘れてはいけないのが、期限をしっかりと明記する。
「この特別なメニューが体験できるのは〇〇月〇〇日まで」です。
期限は2週間〜1ヶ月以内にすることで緊急性を持たせます。
期限が長いとお客さんは「まだ時間の余裕がある」と思い、すぐに行動(来店)しません。
※ここで使用するレターはスリースッテプのレターとしてあと2回内容を変えて使用。
■初来店から1〜2ヶ月後
ニュースレターを送る。
ニュースレターを出していない、作っていない美容室は「あなたの美容室で取り組んでいるこや、スタッフさんの趣味、オーナーのこだわり」など、なんでもいいのでDMやハガキで情報発信するといいでしょう。
■初来店から2〜3ヶ月後
初来店から2〜3ヶ月後に2回目の来店がないと3回目には繋がりにくいです。
お試し客(使用客)で終わってしまい、「あなたの美容室に1回行ってみたかっただけ」のお客にならないようにしたいです。
初来店から1ヶ月の時に使用したレターをもう1度使う(スリースッテプレターの2回目)
レターの内容文は2回目なので変えること。
オファー(価格)は1回目と同じでいいです。
■初来店から3ヶ月後
スリースッテプレターの3回目としてレターを出します。
3回目のレターではオファー(価格)を変える。
ここで2回目の来店に繋がらない場合は、ほぼリピートしないと考えられます。
ただし、あなたの美容室としての情報発信は常にしてください。
■定期的に来店されていた顧客が来ない
すでに他の美容室に行ってしまっている、転居した、病気などで動けないなど理由はあります。
常に顧客に向けたレターを出していると、転居に関してはすぐにわかります。
しかし、他の美容室に行ってしまうかもしれない状況であれば、呼び戻しレターを出すことで失客を未然に防ぐことも可能です。
定期的に来られるお客さんは常連さんでしょうから、たまには「えこひいき」をすることをオススメします。
※なぜお客さんが来なくなるのか?
その理由は、、、、↓↓↓
「なんとなく」で、あなたの美容室に行かなくなる!
お客さんが離れていく理由って「なんとなく」です。
接客態度が悪かった、技術があまりにもダメだったという理由ってほとんどないです。
逆に、技術がとても良かった、スタッフさんの対応が良かったという理由でも常連さんになるとも限りません。
結局は、お客さんの頭の中に「常にあなたの美容室の存在を意識させているのか?」です。
レター、ハガキ、DM、ニュースレターなどで定期的なアプローチをすることが実は最大の失客防止策です。
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