小規模サロンは客単価を上げないと美容室経営が厳しくなる3つの理由とは?

なぜ客単価を上げないと経営が厳しくなるのか?

これから3つの具体的な理由を述べていきます。

1つ目の理由、、、

 

 

■コモディティ化

多くの美容室(低単価美容室も含む)はコモディティ(日用品)になってしまうからです。

 

トイレットペーパーを買うのに店を選びますか?

どこで買っても同じような品質、価格も似たような価格、このような状態の美容室が大多数です。

 

仮にトイレットペーパーを買う店が決まっているとすれば、購入時にポイントが付く程度のメリットがあるくらいではないですか?

 

あなたの美容室もその程度のコトで選ばれているなら、、、危険かもしれません。

 

どこでも同じような価格でカットしている。

同じような価格でパーマをかけることができる。

これがコモディティ化です。

 

なのでお客さんに選ばれる基準が価格だけで、他の美容室との違いがわかりにくい。

したがって選ばれない、このような悪循環になり、集客力がなければ厳しい経営状況に追い込まれます。

 

「1つ目の理由は、価格での違いがわからないのでお客さんから選ばれる基準が価格だけ(コモディティ・日用品)になってしまっているコトです」

 

 

■客数が減っていく現実

 

これから先、絶対に変わらないコトの1つに日本の人口減少が加速することがわかっています。

 

田舎で美容室を経営していると、ヒシヒシと人が少なくなっていることが実感できますし、そのような場所で美容室経営をされている方は共感出来ると思います。

 

人口が少なくなれば、少ない人(お客さん)を奪い合う状態です。

 

今まで毎月100人のお客さんが来ていたのに、いつの間にか毎月のお客さんが80人になっている・・そんな状況になります。

 

そんな状況でも美容室の開業件数はまだ伸びています。(開業件数から廃業件数を引いても)

もう飽和状態を通り越して、出店すれば数年以内に何割かの美容室は廃業する状況です。

 

これから先、小さい美容室が生き残るにはどうしても避けて通れないコトの1つが「単価を上げるコト」です。

あなたの地域の標準的な客単価のサロン、または低単価サロンでは、客数の減少が始まった途端に利益が出なくなり、経営難に陥るなんてことになりかねません。

 

2つ目の理由は「人口減少が急激に始まるので、少ないお客さんでも利益が出せるように単価を上げるコトです」

 

 

■働き方改革による就業サロンの待遇向上

 

世間の働き方改革の流れで、美容業界も変化することを迫られています。

働く時間を減らし、給料の水準を上げ、休日をしっかりとって・・

 

今までの美容業界の当たり前は通用しなくなっています。

長時間労働、休日返上での講習会、安い給料なんて美容室には働き手が来なくなりますし、今いるスタッフさんも辞めてしまうかもしれません。

 

スタッフさんがいるサロンで、今までの水準より多くの給料を支払うことや、休みを増やすことにしても客単価を上げなければ、利益が捻出できないでしょう。

 

最後に、客単価を上げるコトでお客様の満足度も同時上げないと意味がありません。

単純に失客にならないようにしてくださいね。

 

 

P.S

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